我、京大生ぞ

理系京大生のゲーテが匿名をいいことに言いたいことを言いまくるブログ、たまに役立つ情報も書きます

人生を豊かに生きるために。「幸福の資本論」を読んでみた。


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


今話題沸騰中の本、「幸福の資本論」を読んでみて普通に面白かったので本の内容を軽く紹介しよう。


目次

三つの資本


この本によると、今の社会には3つの資本があるらしい。金融資本人的資本社会資本の3つだ。


金融資本は、財産、金そのものや金になるものをいう。社長やMCのお笑い芸人は、金融資本をたくさん持ってる。


人的資本は、お金を稼ぐ能力だ。外資金融のトレーダーとか、米国本社のトップIT企業で働くエンジニアとかこれがめっちゃ高い。


社会資本は、家族や友達などのネットワークだ。田舎で安月給の工場勤務で貯金も少ないのに、SNSではやたら充実しているようにみえる高校の同級生などは、友達が多いから社会資本をたくさん持っている。


この3つの資本を持っているか持っていないか、そのの組み合わせで2^3=8個のパターンがあるわけだが、次はそのパターンについて紹介しよう。

8つの人生のパターン


プア充


さっきいった高校の同級生はこのパターンである。


なんかのきっかけ(例:リーダー格の男の彼女と寝た)で、友達関係から外されれば、たちまち次に紹介する「貧困」というどの資本も持ってない底辺となってしまう。


高校時代は将来稼げそうにないのに友達だけ多くて楽しそうな集団のことを嬉しく思ってたけど今はそうでもない。金を稼げればいい女に出会えるからね。


貧困


どの3つの資本も持ってない人。日雇いバイトで糊口をしのぎ貯金も0で休日は引きこもってゲームばかりしているキモヲタがこのタイプだ。


リア充


大手企業に勤めていて、友達も恋人もいるが、若かったり浪費癖があったりして財産を持たない人。


僕は大手に就職して可愛い彼女を手に入れてこのタイプになりたい。


超充


家や土地を持ち、大手企業に勤めていてさらに友達も恋人もいる最強の存在。著者によると、こういう人間はいないらしい。


金持ちになる(金融資本を持つ)と、金目当ての人間がやってきた人間関係が煩わしくなって人付き合いを減らすだからそうだ。


大手に就職して、美しい妻を得た後、投資で資産を増やしてこれを最終的に目指したい。金目当ての人間が寄ってこないように、いくら持ってるかを言わなければいいのだ。


お金持ち


さっきいったようにお金持ちは実際こういうタイプが多いんだとか。金と人間関係がトレードオフになってるなんて本末転倒ぽくてやだなあ。


トレードオフとは↓

何かを得るために、何かを諦めなければいけない関係。(例、化学的には筋肉を増やしながら脂肪を減らせない。筋肉と脂肪がトレードオフになっている。


旦那


退職して稼ぐことがなくなったが、家や土地があって、妻も子供もいる既婚者の男はこのタイプ。


最後にはこうでありたい。社会的資本が低いまま死にたくない。友達に囲まれて死にたい。


退職者


独身で退職した人がこのタイプ。金だけはたんまりあるが、金は何かをやるために手段だから、それだけがあっても虚しいだけである。


金を使って何かを一緒に楽しむ仲間がいなければ人生は豊かにならないだろう。このタイプは風俗に行くしか希望への道が残されていなさそうだ。


ソロ充


大手企業に勤めて金もそこそこ稼いでるが独身で友達もいないぼっちな人。


休日に自分の好きなことを存分にできるから、このタイプも貧相ながら意外と楽しいのかもしれない。


大手企業には行きたいけどやっぱりこうはなりたくないから、彼女を作る努力を惜しまないようにしよう。

年収と満足度(効用)の関係


人的資本と関連してこんな面白い図もあった。



経済学の「限界効用逓減の法則」をご存知だろうか?これが年収にも当てはまるっていうのを教えてくれるのがこの図である。


限界効用逓減の法則とは↓

経済学でいう「限界」とはあるモノを一単位増やすことである。そして、経済学でいう「効用」とは満足感のこと。
つまり、限界効用逓減の法則とは、下の図のように、モノを一単位増やすごとに得られる満足感が減っていく、ということを示した法則である。(縦軸のUが満足感、横軸のxがモノ)

(http://psuke.hungry.jp/micro/microinter1.htmlより転載)


具体的には年収800万を超えると満足度が全然上がんないだそうだ。


それなら頑張って年収800万まで辿り着いた後は、昇給にかけてたエネルギーを資産運用にまわして、金融資本を増やす方にシフトしたほうがいい。


そして既婚者は、妻や子供と過ごす時間を増やし、独身者は論理的必然としてセフレを増やして人的資本を豊かにしたほうが全体の満足度が上がるということだろう。


ある年収五千万ほどの外資系金融のトレーダーによると、年収と、健康な食生活な人間関係はトレードオフの関係になってるらしい。


高給な仕事は死ぬほど忙しく、健康な食生活など遅れなくて、そしてそのわずかな余暇の時間を睡眠にまわしたり仕事のストレスを晴らすために散財したりするのに使うから友達とはどんどん疎遠になっていく。


金を持てば持つほど豊かになると我々は思ってるが、金を持つものはそんなことはないと思っている。この本で金以外の資本のほどを知れてよかった。

まとめ


これを読んで幸福になれるかどうかは知らない。読むだけじゃ幸福になれないと思うが、本の内容を実行したら幸福になれるかもしれない。


幸福になれてもなれなくても、結構論理的で読み物として普通に面白いので是非読んでみてほしい!


読んでいただいてありがとうございました!


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