我、京大生ぞ

現役京大生の雑記。メインテーマは大学受験とプログラミングと英語と京大の日常

僕は京大がFランであることを証明しようと思う


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


入学して一ヶ月後に全ての京大新入生が必ず気づくことがある。それは


京大はクソ


ってことだ。


日本二位の大学に受かった新入生は心躍らせて入学式を迎える。頭も良くて意識も高い同級生、日本二位の名に恥じないハイレベルな授業、優秀な教授陣。


そんな恵まれた環境で勉学に励み、卒業後は日本TOPクラスの頭脳として産学官で活躍し日本を引っ張っていく...。

そんな幻想は入学して数週間で崩れさる


予備校のかゆいところの手が届くわかりやすい授業から一転、教えることを放棄したようなクソわかりづらい授業。


何を言ってるのかわからない教授陣。留年してるのに危機感がなくダラダラ過ごしてる先輩。単位を取ることしか考えてない同級生達。


あげればきりがない。京大でまともに新歓を回って、一回でも授業に出たことがある人ならば、みんなこの現実を目の当たりにするだろう。


そして数ヶ月後に軽蔑してた先輩京大生と同じように、口からすらすらと勉強してない自慢や授業出てない自慢、単位落とした自慢が出てくるようになる。




まさにそこにあるのは、日本二位の大学の威光などではなく、日本で一番有名なFランの様相だある。


そんな京大がFランたる理由を今日は語っていきたい。


目次

 
 



単位が降ってくる


京大の単位は口を開けてアホヅラで手を出してても勝手に空から降ってくる
、それくらい単位取得は簡単だ。(実験実習、一部の講義を除く)


投資のプロが運用成果で猿に負けるという話を聞いたことがあるが、京大の単位は猿でも取れそうな勢いだ。


なんでそんなに簡単なのか?


まず京大の講義の9割は出席点がない。あっても、普通は10点ほど、多くて20点くらいだ。期末テスト100%、つまりテスト一発で成績評価をするのが多い。


これなら普段から勉強もしなくていいし、授業に出る必要もないから、半分の学生は授業に出ずに堕落していく。


そして、期末一発のテストでも、過去問がそのまま出ることが多い。そのままとはいかなくても、ちょっと変えた程度の問題がよく出る。


これなら一夜漬けでも過去問を暗記するだけで簡単に合格点に達することができてしまう。


よく普段ノー勉で授業もろくに受けずにテスト期間だけ勉強して単位を取ったっていう話を他の大学の人にすると、「京大生は頭がいいから」とか、「京大生はポテンシャルが高いから」とか言われるが、そんなことは決してない


本当にちょっとのやる気さえあれば、京大の単位は誰でも取れる。(そのちょっとのやる気というのが本当に出すのが難しいのだけれども)

授業に来ない


さっきも書いたが、出席点がない授業が多い。だから授業に来る理由がないから、半分の学生は授業に来ない。といってももうちょっと来てほしいものだ。


半分といったが、実際は3~4割くらいといっても間違いではないかもしれない。そしてその3~4割の学生の中でも、授業の最初から最後までいる人は1~2割くらいだ。


遅刻なんて当たり前だし、早退もたくさんいる。遅刻して早退する、なんて人も結構いる。


そんな高校生ならクズ呼ばわりされるような悪行をなしても、京大生は元々クズばかりだから、何ら信用は下がらない。


逆に授業の最初から最後までいるだけで、自分を完全にコントロールできるストイックな人間、聖人君子としてみられる。


遅刻も早退も教授陣もチラ見するだけで何も言わない。



みんな意識が低い


誰かがTwitterで呟いてた「みんな違ってみんなクソ」という名言が京大生にそっくりそのまま当てはまる。


入学当初は「勉強を続けて学者になる」とか「留学して英語を喋れるようになってグローバルな人材になる」だとか意識高いことを言ってた京大生の9割は、数週間後には意識も勉強量もFランのそれの素晴らしい人材にまで堕ちてしまう。


意識高い系のサークルもあるっちゃあるが、あんまり目立った活動をしてなくてマイナーな存在でしかない。


7割の学生は単位にしか目がない。

「京大は1%の天才と99%の廃人を作る」


この名言は京大でよく言われてる。入学前から知ってたけど、これは誇張表現で廃人はもっと少ないやろ、と高を括ってが、この比率はマジで妥当だった。


一つの学部が100~300人くらいるから一学部一学年1~3人の天才がいることになるが、体感的に当たってるように思える。


パレートの法則というのを知っているだろうか?


パレートの法則とは↓

「2:8の法則」とも呼ばれ、「売上の80%は、顧客の20%から出ている」、「女性の上位80%は、男性の上位20%と肉体関係を持つ」みたいな、「〇〇の8割は、〇〇の2割が〜」という構図を持つ法則。


京大生をこれに当てはめると、「京大の功績の99%は、京大生の上位1%がつくっている」といえる。


藤沢数希風に言うと


京大の功績 = 天才がいる確率 ✖️学生数


で決まる。


こんな人を堕落させるのに最適な環境の京大が、ここまで名声を保てて来たのは、ノーベル賞級の天才のおかげだ。


これからも99%のダメ人間を犠牲に1%の天才を召喚するストラテジーを続けていってほしい。


そして最後に言いたいのは、そんな京大を僕はなんだかんだで愛している、ということだ。


京大が誇るハイスペック人材たち!


本当にいるハイスペック京大生 - 我、京大生ぞ