我、京大生ぞ

現役京大生の雑記。メインテーマは大学受験とプログラミングと英語と京大の日常

初心者がピアノを上達させる4つのコツと練習法!【ピアノ歴15年が教える】


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


他の多くのものと同じように、初心者がピアノを上達させるにはとにかく練習することが大切です。


しかし、やみくもに量だけ積んでも思うようにピアノの実力は伸びていきません。コツを抑えて量を積むことが大切です。


そこで、ピアノ歴15年以上のわたしが、 初心者がピアノを早く上達させるコツを紹介します。


目次

 
 



ピアノを上達させるコツ

強弱をしっかりつける


初心者が最も意識しやすいコツは強弱をしっかりつけることです。


譜面通りに強弱をしっかりつけるだけで、多少下手でも上手く聞こえます!


初心者は自分が思うように強弱をつけるのですが、必ず譜面通りに強弱をつけるようにしましょう!なぜなら、作曲者は美しく聞こえる強弱を譜面に設定しているからです!


つまり、譜面通りに強弱をつけると必ず美しく聞こえるんです。


ちなみに、強弱はコンクールの審査基準の1つです。それくらい重要なのです。僕も習ってた時は、曲を練習し始めからコンクール当日の練習まで、口うるさく強弱のことを言われました。


プロのピアニストは強弱を超細かく自由自在に操ることができます。(和音の1つの音だけ強くしたり、音階の1つ1つの音に微妙な強弱をつけるなど)
  

 
譜面には忠実に!
     
   
 

テンポを意識する


テンポが一定の演奏は美しく聞こえます。逆に、テンポが変わりまくってしまう演奏は聞いてて不安になるんですね。


ちゃんとメトロノームを使って譜面通りのテンポで弾けるようになりましょう。


テンポを意識するのは、強弱より幾分か難しいです。人には独自の体内リズムがあって、曲のテンポがそれと一致してるとは限らないです。そして、本番は緊張で鼓動が速くなるのでどうしても速めになってしまいがちです。


ちなみに、テンポもコンクールの審査基準の1つです。
 
 


テンポには苦労したなあ

  
 
  

 
 

楽譜通りに弾く


強弱のところでも触れたように、楽譜には、作曲者が考えた「美しく聞こえる弾き方」「弾きやすい弾き方」が詰まってます。


具体的には
 
 

  • 強弱
  • テンポ
  • 音楽記号
  • 指番号


を厳守しましょう!


特に、音階が多い曲だと指番号を守らないと弾けないです!(たまに、指番号を守っても弾けない高難度の曲もありますが・・・)


指番号を守るだけで、スムーズに指が運ばれ流れるように滑らかに弾けるのです!
  
  

ミスをゼロにする


プロのピアニストは、大きなコンサートで絶対ミスを犯しません。


なぜなら、「ミスをする=美しくない」という考えが一般的で、ミスをしないように念入りに練習してるからです。スポーツと違い、ピアノは完璧を求められるのです。


プロじゃなくても、ミスをしないようにすることは大切です。


平常時でなく、プレッシャーがかかる本番でミスを絶対しないように、日頃から意識して練習することが、ピアノ上達に間違いなくつながるでしょう。
  
 
 
ミスゼロなんて簡単だ!
 
  
  
と思うかもしれません。


確かに、初心者向けの曲は簡単なのでミスをしません。ですが、曲が難しくなってくるにつれてミスが自然と多くなっていきます。


実は、ある程度難しい曲でミスをゼロにするのは、強弱やテンポ、楽譜通りに弾くことよりも難しいです。


ちょっとでも小指がかすって音が出てしまったら終わりです。そして、ミスがゼロになっても1日空けると腕が鈍ってミスを連発します。


または、平常時にミスゼロで引き通せても、緊張する本番ではミスを連発してしまうかもしれません。


だから、ピアニストは毎日ピアノを練習しているのです。ちなみに、コンクールだと1つミスしただけで大幅に減点されます。
 
 
では、コツがわかったところで、具体的な練習法に入っていきましょう!
 
 

上達する練習方法

練習の前に基礎練習をする


基礎練習というのは、ハノンのような「指を動かすための練習」です。


スポーツで言えば、筋トレですね。基礎練習をしとかないと、指が滑らかに動くようになれません。指が滑らかに動かせないと、弾ける曲に制限がかかってしまい、上達しません。
 


ハノンめんどくせ!
 
  
 
   
こう思って、僕はよくハノンをスキップしてました(笑)。でも、ハノンをやらないと指が思うように動かないことを痛感しました。


普通の練習の前に、10分でもいいので必ずハノンなどで基礎練習をするようにしてください!(ちなみに、プロのピアニストはハノンを1時間以上練習するそう)



 
 

部分練習をする


曲を練習してると、「弾ける部分」と「弾けない部分」が分かってきます。


「弾ける部分」は弾けるので練習する必要はないですが、「弾けない部分」は重点的に練習して弾けるようになりましょう!
  
 
通しで「弾ける部分」と「弾けない部分」を一緒に練習(通し練習)するのは、効率が悪いです。「弾けない部分」を弾けるまで部分練習をしてから通し練習をするようにしましょう。
   
  

片手 → 両手という流れで練習


いきなり両手で練習するのはやめてください!


ちゃんと「右手は弾けるようになる」段階と、「左手は弾けるようになる」段階を踏んでから、両手で練習しないと、まともに曲は弾けるようになりません。
 
 

自分の演奏を録音して聞く


ある程度弾けるな〜って思えるくらい弾けるようになったら、一回自分の演奏を録音して聞いてみましょう!


自分の演奏を客観的に聞くことで、演奏の問題点が浮き彫りになるんです。
  
 
 
げっ全然弾けてねえ・・
 
  
  
難しい曲ほど、弾いてる時には分からないですが、録音して聞いたら全然弾けてなかった、っていうのはあるあるです。


問題点がわかれば、「部分練習」で弾けないところだけ徹底的に練習して直しましょう!
 
 

ピアノスクール




初心者が「強弱」「テンポ」「ミスゼロ」を意識して独学で練習しろ、と言われてもなかなか厳しいです。というか不可能に近いです。


そもそも、ピアノというのは上達には長い鍛錬が必要で、独学ではモチベーションが続きません。


そこで、ピアノスクールに通うのが、一番挫折しないです!


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