こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。
かの有名な京大の歴代「折田先生像」を年代ごとにまとめて紹介します!
目次
まず折田先生って誰?
折田先生とは、京都大学の前身である、旧制第三高等学校の初代校長・折田彦市のことです。日本国でいえば卑弥呼みたいな存在ですね。その功績を称えて作られたのが「折田先生像」です。
調べてビックリしたんですが、どうやら創始者的な偉い人みたいです。そんな偉い人なのに銅像が理由もなく毎年いじられてんのって面白すぎます。
折田先生像がいじられ始めたルーツ
Wikipediaの折田先生像のページによると、正確に落書きが始まったのはいつか分からないが、少なくとも1986年から落書きされていたらしい。
1986年からの折田先生像の経緯をまとめると
1986年にスプレーで顔を赤くされ、台座に「怒る人」と落書きされる
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1991年に誰かが赤い顔を青に塗り替え、台座に「怒らないで」と上書きされる
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誰かが「歌舞伎の隈取」を顔に落書きするが、これは大学側に消される
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その後、銅像に数パターンのイタズラがされる
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1994年に、大学は銅像を清掃し、下のような「お願いの立て看板」を立てる
@忠告看板の図
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立て看板設置後すぐに看板に「この像を汚さないで」と落書きされる
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その後、また銅像に数パターンのイタズラがされる
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1997年に、大学がキレてついに銅像を図書館の地下にしまう
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その後、すぐに「折田先生像の模造品」と「お願いの立て看板の模造品」が作られ、あった場所と同じ場所に置かれる
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それ以来、「折田先生像」へのイタズラと、その横に「お願いの立て看板」を設置するのが伝統となった
意外に歴史深くてワロタ。日本史に出てもおかしくないボリュームです。
要点だけまとめると
- 最初に銅像にイタズラした理由と年代は不明
- 現在の「折田先生像」は本物ではなく模造品
- 本物は図書館の地下に保存
- 折田先生像の横の看板は、大学が作った「汚さないようにお願いした立て看板」のパロディ
折田先生像の場所
京大に見に来た人が迷わないように場所を示しておきます。
折田先生像は、京大吉田キャンパス・吉田南構内の総人広場にあります。
図で表すと
( 本部・西部構内マップ — 京都大学より引用 )
ココです。
歴代折田先生像
もう一つの京大名物「タテカン」
京大のもう一つの名物として「タテカン」こと立て看板があります。京大キャンパス周りにズラーっと並んでいる有象無象の看板たちです。
残念ながら現時点では撤去されてしまいました。。。
ですが安心してください!僕が撤去される前にタテカンをまとめておきました!
コチラにまとめたのでどうぞご官能あれ! ↓