我、京大生ぞ

現役京大生の雑記。メインテーマは大学受験とプログラミングと英語と京大の日常

京大生が語る!今すぐにでも飛び級制度を導入すべき理由!!


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


僕は、中学でも高校でもみんなと同じ進度だと遅すぎて退屈なので、どんどん自分で先取りして学んでました。


「日本にも飛び級制度があったらいいのになあ」と学生の頃から常々思ってました。


そんな願望を正当化すべく、今すぐにでも飛び級制度を導入すべき理由 について語りました。


目次

 
 



日本の平等教育では頭のいい子も悪い子も損をする


日本の公立の中学高校では、偏差値70の子供も、偏差値30の子供も同じ教室で、同じスピードで学んでいきます。


そして、真ん中の子のレベルに合わせて授業を行う。


僕は常々「なんで自分より理解のスピードが遅いクラスメイトに合わせなきゃいけないんだ...」と思ってました。


このシステムって平均以下の子はついていけなくて損をするし、平均以上の子は授業が遅すぎて退屈すぎて損をするんですね。


それなら、飛び級制度を導入してレベルの高い子はどんどん上に上げていって均質化していった方が効率がいいと思うんです。

一年の密度は人それぞれ違う


一年の密度っていうのは人それぞれ全然違います。


浪人を経たので自分にはこれがよくわかります。


自分が浪人して一年かけてたどり着いた場所に、ストレートで到達する現役がいる。


浪人にとっての二年の受験期と、現役にとっての一年の受験期は同じ密度なんです。


勉強でも同じで、一年で小学校の1~6年の内容を学ぶ人もいれば、同じ一年で小学校一年相当分の内容を学べない人もいる。


また、一年でより多くのことを学びたい意欲を持つ人もいれば、そんなにやる気のない人もいる。


飛び級制度がない日本では、頭が良かったりやる気があったりする人と、頭が悪かったりやる気がなかったりする人を、同じ内容を同じ一年で学ばせています。


これだと、より多くのものを吸収しようとしている人が損をします。


意欲のある人が損するのっておかしいと思いませんか?

受験はただのゲーム、学問とは程遠い


大学に入ってから本当の「学問」を勉強するとわかりますが、それと比べると受験勉強ってのはただのゲームです。


まず範囲が限定されてるし、数学でいったら定義も高校生用に簡単に言い換えられてて、厳密な定義を教えません。


受験勉強が得意だからといって、大学の勉強や研究ができるってわけでもありません。


だから受験勉強っていうのは、かけた労力の割に生産性がない。


できたからといって何かに直接役に立つわけではない。国のことを考えたら受験勉強より研究ができた方がいいですよね?


そんな生産性のない受験勉強に熱中させるんじゃなくて、大学入試を突破できる子には、どんどん早くから突破してもらって、大学の学問や研究に触れさせた方が絶対良い。

底をあげるよりトップを伸ばす方がいい


大学の評判とか実績って、平均的な人たちが作ってるんじゃなくて、トップ1%の人が作ってるんですよね。

京大だとノーベル賞の数とか。ノーベル賞受賞なんて99%の京大生には関係ないのに、それでもそういうTOPの人の業績で大学全体の評判が良くなる。


アメリカ大手IT企業に、百人の日本人を送り込むより、1人の日本人がCEO(最高経営責任者、社長みたいなものです)になった方が、日本がグローバル社会でより強いインパクトを残せる。


だから、優秀な人をどんどん飛び級させて、ハイレベルな人が揃う環境にぶち込んで、いろいろ四苦八苦させて成長させた方がいい。


才能のある優秀な人にこそ、ぬるま湯に浸からせずに、どんどん高いレベルにステップアップしてほしい。


以上が僕が思う飛び級制度のメリットと理由です。


賛成、反対、いろいろ意見があると思うんで、コメント欄にぶちまけちゃってください。