こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。
京大生ということを人に告げると、「京大生ってやっぱ変人ばっかなの?」ってよく聞かれる。
「世間で言われてるほど変人は多くはないけど他の大学より確実に多い。」
いつもこう言ってるけど、変人の数は僕の体感より多いかもしれない。
というのも、経済学の「限界効用逓減の法則」というのはご存知だろうか?
限界効用逓減の法則とは↓
経済学でいう「限界」とはあるモノを一単位増やすことである。そして、経済学でいう「効用」とは満足感のこと。
つまり、限界効用逓減の法則とは、下の図のように、モノを一単位増やすごとに得られる満足感が減っていく、ということを示した法則である。(縦軸のUが満足感、横軸のxがモノ)
人間というのは不思議なもので、変人を見るだけで謎の満足感、つまり効用を得ることができる。
昨今変人の東大生を取り上げて特集するテレビ番組が人気を博してるが、変人の生態を知るだけで効用を得ることができる人間の性質を表してるのかもしれない。(僕自身もそういう番組は好きだ。)
京大構内でテントを張って野宿をする京大生、四六時中着物を着て吉田寮で生活する京大生、帽子に虫かごをつけて飼う京大生。
いろんな変人な京大生を見るうちに、限界効用逓減の法則で、ちょっと変わった程度の京大生を見ても変人と思わなくなってしまったのではないか。
この法則を「変人学の限界効用逓減の法則」と名付けよう。
これがさっき、「主観より京大に変人がもっといるかもしれない」、と書いた理由だ。
まぁそんな小難しい話は置いといて京大生の生態 を簡単にまとめてみた。
目次
朝に異常に弱い
大学生というのは、部活に励んでる人たち以外は、生活リズムというものがぶっ壊れてるものだが、京大生は特に朝に異常に弱いように思える。
まず午前中に覚醒してる人は京大生の半分くらいである。
授業の遅刻は当たり前で、欠席すると単位が降ってこないような回の講義や、なかにはテストを寝ぶっちしてしまう畜生までいる。
早口が多い
頭の回転が早いからか、関西人が多いからか、単にイキリヲタクが多いからか、早口の人間がたくさんいる。体感では6割くらい早口なんじゃないだろうか。
議論が好き
日常会話でも気がついたら議論になってた、なんてことが多々ある。日常会話でも論理的に整合性がないと、すぐ指摘され、たちまち議論する羽目になる。
議論の内容は下らないことから学術的なことまで様々である。(例:清楚系ビッチは矛盾した存在なのになぜ人気があるのか?、同じ塩基配列の個体が二つあったとして、全く同じ体験をさせると全く同じ生物になるのか?)
そういうのが嫌いな人は、論理的におかしくないような発言をするように常に心がけるか、もしくは京大生と関わらない方がいい。
ちょいちょい会話に勉強の話が入る
昼食の何気ない会話でも、専門の話がちょいちょい出てくる。京大生っぽいっちゃ京大生っぽいが、他に会話することはないのか、というツッコミに弱い。
すぐ論破しがち
とある友人にこんなことを言われた。「京大生って喧嘩したら淡々と論破されるからしんどそう。」
流石に京大生を舐めすぎである。喧嘩なんかしてなくても、普通に世間話をしていても論破される。飲み会でお互い酔ってる時でも論破される。
もし気軽に話してる時に何気なく言った一言を論破されたくなかったら、京大生と接点を持たない方がいい。
性格のいい人が多い
昔から成績が良くて先生からも生徒からも羨望の眼差しで見られていたからか、ヤンキーなどいない進学校出身の育ちのいい人が多いからか、意外にも性格の悪い人が少ない。
少なくとも初対面で人の悪口を面と向かって言うような輩はいない。理性のある動物たちだ。
プライドが意外と低い
京大生って日本二位の高学歴だしプライド高いんでしょ!と生き急いで主張をする人をよく見るが、実はそうでもない。
普通にできないことはできないって言うし、自分のことを頭悪いってよく言うし、自虐も結構する。
堕落した生活を営んでて「京大生」という自覚をどっかに起き忘れてるからか、プライドがそんなに高くない。あんまりいいことではないのかもしれない。
素直な人が多い
ひねくれた人が少なくて、さっぱりした、素直な人格の人が多い。羨ましかったから羨ましいなあってすぐいうし、自分の短所も率直に認めてしまう。できないこともできないと言う。
コミュ力高い人が多い
関西人の割合が高いっていうのも大いに関係があるが、平均のコミュ力は結構高い。頭の回転が早いとコミュニケーションでも有利だからだろうか。
とにかく「京大生=コミュ障」というイメージを一瞬で吹っ飛ばすような、頭の回転が早くて饒舌な人が多い。