我、京大生ぞ

現役京大生の雑記。メインテーマは大学受験とプログラミングと英語と京大の日常

絶対音感の日常


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


私にはある特殊能力があります。


絶対音感です


そんな常人とは違う絶対音感の日常 を書き連ねました。


目次

 
 



BGMがドレミファソラシドで聞こえる



喫茶店で流れているBGMがドレミファソラシドで聞こえます。歌を聴いてたら日本語が頭の中で響いて集中できないように、ドレミファソラシドが響いて集中できなくなる時がたくさんあります。


気づいたら「ソ〜ラ〜ド〜ラ〜ソ〜」みたいに歌をドレミファソラシドで口ずさんでる、なんてこともあるあるです。普通の人がどんな風に聞こえているのか、逆に興味がありますね。もっと曖昧に聞こえているのでしょうかね?

耳コピを頼まれる


軽音部の友達からよく耳コピを頼まれます。こういう商売したら儲けられそうですね。

音楽やってる人はみんな絶対音感があると思っている


さっきも言ったように軽音部の友達からよく耳コピを頼まれます。その友達がたまたま絶対音感がないと思ってたんですが、軽音部の9割は絶対音感を持っていないらしくて、絶対音感持ちは重宝されるそうです。


最近調べて知ったんですが、絶対音感を持ってる人は人類全体の1割もいないそうです。さらに、音大でも半分以下だそうです。先生はもちろん、一緒にピアノを習っていた友達は全員絶対音感を持っていたのでこの結果は意外でした。

絶対音感もピンキリ


絶対音感にもレベルがあります。
まず絶対音感の下に位置するのが相対音感です。


絶対音感はなんのヒントもなしに単音で、ドの音を「ド」と聞くことができますが、相対音感はレやミの音を聴いてからそれを基準にドが鳴れば「ド」とわかるような能力のことを言います。


絶対音感の中でも強い弱いはあります。


まずレベル1は「ドレミファソラシド」は正確に聞き取れるけど、シャープやフラットのついた半音だと精度が落ちるレベルです。ヒャダインさんや僕がこのレベルです。半音も何回も聞くと聞き取れるので、耳コピはできますし、作曲もできます。


レベル2は「ドレミファソラシド」も半音も正確に聞き取れ、和音のどの音も正確に聞き取れるレベルです。


和音というのは下のような三つ以上音が重なっている音符です。ピアノの授業で「聴音」という音を聞き取るテストがあったのですが僕は真ん中の音が聞き取れなくてよく苦労してました。



このレベルは小さい頃から楽器をやっていた人で絶対音感がある人でも半分もいないと思います。ピアノの先生とかは普通に和音も正確に聞き取れますが。


レベル3は音を聞いたら「何Hzか」を正確に言える人です。また、いくつもの楽器が色んな音程の音を出しているオーケストラを聞いて、どの楽器のどの音か、正確に聞き取れるレベルです。


このレベルはなかなかいません。というかピアノを何年もやっていますが、このレベルにはあった事ありません。指揮者にはこういうレベルの人がいるそうです。

小さい頃から楽器をやっている ≠ 絶対音感がある



小さい頃から楽器をやっていても絶対音感がない人はたくさんいます。相対音感がある人は多いですが、あくまで先天的な要素らしいです。


僕の通っていたピアノ教室では音楽の検定的なものを受けないといけなくて、その検定の科目に聴音があってそもそも絶対音感がないと進級が厳しかったです。


これはあくまで一例ですが、「小さい頃から楽器をやっている→絶対音感がある」のではなく、「絶対音感がある→小さい頃から楽器をやっている」なのかもしれません。(そういう論文があったら面白いですね。知っていたらぜひ教えて下さい。)

絶対音感がある ≠ 楽器がうまい



絶対音感があって耳コピができても楽器の上達とはあまり関係ありません。楽器の上達には絶え間ない努力と忍耐力が必要です。


逆に、絶対音感がなくても努力できれば楽器は上達します。