我、京大生ぞ

現役京大生の雑記。メインテーマは大学受験とプログラミングと英語と京大の日常

年収1000万の生活をシミュレーションしてみた【手取り少なすぎワロタ】


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


人生の目標の一つとして年収1000万っていうのがある。

年収1000万円の手取りはいくらかと言いますと、約690万円~となります。
ちなみに全体の中で、年収1000万以上もらえる人は全体の5%となりかなり少ないです。
(http://heikinnenshu.jp/tokushu/tedori.html#chapter4 より)


そしてこれによると手取りは、所得税や住民税、社会保険料、年金色々引かれて690万ほどらしい。


意外と手取り少ねえじゃねえか!


手取り率は69%、約300万もぶんどられている。天引きされる前の年収でさえ経営者から搾取された後なのに、さらに300万もぶんどられている。


1000万も稼いで300万も国に合法的にぶんどられんのってなんか解せない。そのぶんどった金を無駄遣いするくせに。


月換算で考えてみたらどうなのか。年収1000万プレイヤーの一月の生活をシミュレーションしてみた。


関東在住(都内在住ではないことに注意)、独身で一人暮らしと仮定してみる。


月換算にしたら手取りは単純計算で57万5000円/月である。


ここから固定費を引いてみる。家具を減価滅却で計算したりすんのは面倒なので月のフローで考える。


固定費は

  • 家賃:70000円
  • 食費:40000円
  • 光熱費:5000円
  • 通信費:7000円
  • 消耗品費用:3000円


で合計12万円としてみる。(これは自分の実際の生活費の内訳を基にしている)


さっきの月換算の手取りから引くと45万5000円/月である。


養育費、結婚式代、教育費などなど将来のためにそこからさらに3割貯蓄に回すとして手元に残るのは45万5000円 × 0.7 = 31万8500円/月


つまり自由に消費できるのが31万8500円/月ということになる。


これは多いと思うか少ないと思うか。


「年収1000万の手取り700万とか少なすぎワロタ」→「固定費と貯蓄額引いて月当たりに換算するともっと少なくてワロタwwどこが金持ちやねん?」


と論理展開するつもりだったが、誤算であった。自由に使えるのが31万8500円ってめっちゃ多くね?


自由に使える金が月15000円〜20000円程度の大学生である私からすれば月31万8500円というのはかなり大金である。


31万8500円なら一日一万円使っても耐える。高級ソ◯プを一日一回行っても全然耐える。5,000円の高級ステーキを二枚食べても耐える。


なんでこんなに大金になるかというと「独身一人暮らし」という仮定に原因がある。(数学的帰納法みたい)


独身で一人暮らしで年収1000万だと普通の金銭感覚なら金をじゃんじゃん使っても耐える。


そこに無収入の女が家に住み着いてきて食費や消耗品費用が2倍かかり、さらに「もっと広い家に住みたい」と言いだし家賃2倍の家に引っ越し、子供も生んで養育費がかかるようになって初めて年収1000万で生活がきつくなっていく。


そこらへんに関してすごい面白い話をこの本でしている。



結婚するなとか子供を作るなとかいうわけではないが


年収1000万でリッチな生活をしたいなら独身一人暮らしでいるしかないよ


というのが結論である。


果たして金銭的にリッチな生活をすると心もリッチになるのか?その問いにこの本が答えてくれるので、興味のある人は手に良いだろう。