我、京大生ぞ

現役京大生の雑記。メインテーマは大学受験とプログラミングと英語と京大の日常

現役京大生が教える「伸びない勉強法」と「伸びる勉強法」


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


「伸びない勉強法」でいくら努力しても成績は伸びません。


自分は京大生ですが、塾に通ってた期間は2年ほどだけです。京大生にしては少ないです。独学してきた期間が長くて、いろんな勉強法を試して、なんとか自分で「伸びる勉強法」を見つけだしました。


あと同級生にも教えてきたので、同時にたくさんの残念な「伸びない勉強法」にも触れ合ってきました。


そんな自分が「伸びない勉強法」と「伸びる勉強法」 を紹介します!


目次

 
 



伸びない勉強法

理解できないところを暗記で乗り切ろうとする


この勉強法は暗記量も少なく範囲も狭い中学までは通じたでしょう。でも、高校からはそれじゃ通用しません。


範囲も膨大で、量も膨大ですべて暗記しきれなくなるからです。


さらに、ちゃんと理解していなきゃ解けない問題が増えるからです。


特に理系科目の問題は、まず理解してなきゃ歯が立ちません。
 
 

 
 

量でカバーしようとする


時間には限りがあります。部活・恋愛・遊びに忙しい中高生はとくに時間がないでしょう。


なので、効率を無視してひたすら量でカバーする勉強法はいつか必ず限界がきます


たしかに量をやると最初は成績は上がりますが、レベルが上がるにつれて成績が上がりにくくなって頭打ちになってしまいます。


これは勉強だけでなく、スポーツや音楽、ビジネスでも同じです。大学以降、あらゆる場面でも、量だけじゃ限界が必ず来ることを知っておくのは大きいです。

国数英をないがしろにして、社会みたいな暗記科目ばっかやる


国数英はかなりの思考力が必要で、ちょっとやっただけでは簡単に成績が伸びないです。そこでありがちなのが、国数英から逃げて社会や生物のような暗記科目ばっかり勉強してしまうパターンです。


社会や生物は暗記すれば簡単に成績が上がります。高得点も取れちゃうでしょう。でもそこが落とし穴なんです。


暗記科目をやる→成績が伸びる→嬉しい→暗記科目をもっとやる→国数英を放置


このパターンにはまって、受験期まで国数英を放置。慌てて国数英をやるが、成績が思うように伸びずに志望校に落ちる。


こんな人を何十人と見てきました。さんまの東大方程式である東大生も言ってましたが、高1、2で暗記科目ばっかり勉強してる人は要注意です。
 
 

問題集を全部やる


「問題集を全部やるのって普通じゃないの?」と思うかもしれません。でも要領のいい人は最初のページから最後のページまで問題集をやりません。


強化したい分野の問題だけ、苦手な分野だけ、やや難しめの問題だけ・・・こんな風に選んだ問題だけ解きます。


受験勉強の問題集っていうのは量が膨大で、全部やるのは効率が悪いです。時間の無駄使いと言ってもいいでしょう。


1周目で選んだ問題だけやる → 2週目は間違った問題だけやる → 3週目は2週目で間違った問題だけやる


というのが効率的な問題集の使い方です。

塾を利用しない


これ実は僕のことです。現役時代に独学で京大模試B判定まで取りましたが、そこからモチベが続かず落ちました。


浪人して塾に通い始めたときは衝撃的でした。学校と塾ではモチベと情報量が違います。講師と授業の質も全然違います。


授業はわかりやすく、内容も高度。本当に使える受験テクニックもたくさん教えてくれる。合格者・不合格者のデータ、赤本、模試の過去問、合格したOBの体験談などの情報も豊富。


なによりモチベが続きやすかったです。授業ではみんな集中し真面目に板書をとっています。自習室に行けばみんな真剣に勉強しています。


モチベや情報量において、学校や家と塾では、かなり格差があると思いました。

分からないところを質問せずに放置


勉強をしていれば、どんな人でも分からないところは絶対出てくると思います。そこを質問せずに放置してしまうとあとあと大変なことになってしまいます。


勉強というのは積み重ねです。


Aが理解できたら、Bが理解できる。Bが理解できたらCが理解できる。という風になっています。


もしAを理解できずに放置していればBもCも理解できずに詰みます


基礎的なことほど理解できなかったら先生や講師に聞いたほうがいいです。


自分は浪人時代、基礎的なことでちょっと分からないところがあったら講師に質問してました。基礎を完全理解すると応用問題で分からないところも自分で解決できるようになってコスパがいいです。

自分で答え合わせしてしまう


塾に通わずに独学で勉強してる人になのですが、自分で答え合わせしまうんですね。僕もそうでした。


大学受験の採点というのは、受験生の何倍も知識量のある教授が厳密さを意識しながら慎重にやっています


自分でやってしまうと、知識量が足りなくて正解か不正解か判断できません。甘めに正解にしちゃいがちでしょう。


適正な判断ができなくて、何が間違いかわからず、間違いから学ぶことができません。


なのでできるだけ、特に国数英などの記述解答の科目は先生や講師にやってもらうといいでしょう。

浪人したのに自己流の勉強法を変えない


自己流の勉強法で失敗したくせに浪人して勉強法を変えない人はまた失敗します。
  

塾の先生がオススメする勉強法を素直に実践しない人とか、授業を切りまくって家で勉強してた人は高確率で落ちてます。
 
  


浪人で成功する人と失敗する人の違い


浪人で成功する人と失敗する人の違い - 我、京大生ぞ

 
 

無理矢理朝型にする


「朝の方が脳が冴えて勉強に集中しやすい」と言いますが、実際はどうなんでしょうか?夜の方が勉強しやすい人ってたくさんいるんじゃないでしょうか?
 

僕がそうです(笑)。人それぞれ生活リズムは違います。一番集中できる時間帯も違います。みんなそう言うからと、無理矢理朝型にしても集中できなければ意味がありません。


自分は受験日の一週間前までは、夜1時まで勉強してました。それでも受かったので、無理矢理朝型にする必要はないです。


これらの伸びない勉強法に当てはまる人はすぐに直しましょう!
 
 
 

伸びる勉強法

 

高1、高2で国数英を固め、高3で理科社会を固める


国数英は高得点が取れるまで時間がかかります。一方、理科社会は高得点が取れるまで時間がそんなにかかりません。


国数英は1年では何とかなりませんが、理科社会は1年で何とかなっちゃいます。
 
 
ですので、高1、高2で2年間かけてじっくり国数英を中心に勉強して固めて、高3で理科社会を中心に勉強するのが一番効率よく成績を伸ばせると思います。

量 × 質でカバー


学力 = 量 × 質


です。


量をやっても質が良くなきゃ学力は伸びていかないし、質が良くても量をやらなきゃ学力は伸びていきません。


どっちも大事で、どちらも欠くと受かりません。


たまにテレビで東大生が「高3の一年だけ勉強して合格した」と、量でなく質の良さだけで受かったみたいな発言をしますが、騙されないでください。


彼らは小学校から塾に行き、私立の中高に行って、そこでも塾に通ってます。「1年だけ勉強した」と言うのは嘘で、小学校から含めると、一般人よりかなりの量の勉強量をこなしてます。量は合格に欠かせません。


質も大事、と言われても最初は「質のいい勉強法」というものがわからないと思います。なので、最初はいろんな勉強法を試して、量をひたすらこなすことをオススメします。


いろんな勉強法を試すと、成績を伸ばすのに役に立った勉強法、無駄な勉強法がわかってくると思います。無駄な勉強法はきっぱりやめて、役に立った勉強法だけを実践することで、質を良くしていけばいいです。
 
 

塾を利用する


塾に行った方が合格する確率はぐんと上がります!


もちろん通うだけではダメです。フルに活用してください。


授業は全て吸収するつもりで受けてください。


講師に質問をしまくって疑問点を潰してください。


自習室に毎日行って何時間も勉強してください。


入試や模試の過去問を大いに利用してください。
 
 
 

まとめ


よく勉強は「要領よく」「効率よく」と言いますが、具体的に効率のいい勉強法を教えてる人は少ないです。成績を伸ばしたい中高生の皆さんは是非ここに書いた具体的な方法を実践して見てください!
 
 

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